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  • 執筆者の写真: やぶくみこ Kumiko YABU
    やぶくみこ Kumiko YABU
  • 2018年7月13日
  • 読了時間: 3分

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もくもくアンサンブル 3 2018年7月12日(木)

18時ー19時 こども 3にん + やぶ


こどもの時間はノープランではじめることにしてみました。

こどもたちが、最近学校でテストがあったことを話し始め、3年生の子に参勤交代の説明を突然はじめる。2人が同時にちょっと違うだいたい同じことを話すので、「で、どっちをきいたらいいの?」から、ずっと爆笑している時間がある。

ひとつめの音楽は参勤交代の音楽。


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解説の絵で埋め尽くされてなんのことやらカオスですが、右側のが参勤交代の音楽の譜面


しんみょうな感じではじまる

ちんとんたんとん

こんちきちん


じゃーーーーーん (お金が飛んでいくイメージ)


ちんとんたんとん

こんちきちん


ちーーーーーん (3回)

でおしまい。



シンプルな構成ですが、それぞれの即興力とテキトーさがいい具合の音楽になりました。


2曲目はお箏が登場。

上の写真の左上が2曲目の解説になるのですが、親藩、譜代、外様のイメージで楽器を決め、徳川家康、天下統一の有頂天モードから曲がスタートします。

音楽的な展開は一度整理して裏側に書いていく


いぇーい!の掛け声からスタート

天下統一感のある音(やぶさん、おねがいね!とのこと)

大きいボールをたたいて、

箏がはいって、太鼓と金物楽器がはいって、木の楽器とチャラチャラする音が入る

かいてませんが、このあとは、天下をおいかけて、部屋の外に追い出す

という曲になりました。

後半は楽器弾きながら全力疾走です。

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短い曲2つができました。

こんなテーマで作曲することになるとは全く予想もしていなかったので、とてもおもしろい展開でした。


ーーーー


19時から21時 おとな 6名 + やぶ


おとなはお茶を飲む時間からスタート。

この日のお茶はフランスで手に入れたレモンバーベナのハーブティーにしました。

自己紹介をし、こどもの時間にできた2曲をきく。

おとなはやぶ提案のゆるゆる8マス作曲をやってみる。

1から8のマスに音を当てはめていく。なるだけ繰り返せるフレーズにするけれど、

あきたら変えてもよいし、とちゅうがばっと休んで、気を取り直してからまた入ってもよいというゆるゆるルール。

とりあえずやってみる。


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イメージを話し合い、ホワイトボードにイメージをどんどん書き出す。

1曲目は「霧の向こうから」ときれいなイメージに収まるものの、「日本昔話の登場人物が全員出てくる夢」がどんなもんか気になり、これを曲にしてみようと試みる。

全員だとあまりにも多いので、とりあえず10名くらいにしぼる

桃太郎、浦島太郎、金太郎、かぐや姫、そしてサルカニ合戦よりさる、かに、うす、はち、くり。そして鬼。

それぞれでその役の音のイメージの楽器や鳴らし方を決めてもらい、アンサンブルをしてみる。これはなんとなくイメージがある即興のパターンです。

鬼のイメージが被ったりする箇所があったり、似たようなイメージでグラデーションがあることに気がつく。音の偶然の重なり合いみたいなものがごほうびみたいな奇跡をくれる瞬間がある。


最後の1曲は、フリーで即興してみようということに。

最後の1音の締めがきいていて、これで曲のタイトルの語尾には「でした」がつくね、となり、このタイトルに。


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次回は8月30日(木)に開催です。


全体のサウンドのリンクはこちらにあります。

https://soundcloud.com/kumikoyabu_ws/



  • 執筆者の写真: やぶくみこ Kumiko YABU
    やぶくみこ Kumiko YABU
  • 2018年7月7日
  • 読了時間: 2分

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城崎国際アートセンターにて、月1回定期開催する作曲・音楽サークル「もくもくアンサンブル」の活動第2回目の日誌です。



もくもくアンサンブル2(6月14日)

18−19時 こども 4人+やぶ


早く来た子がたいこ(ダルブッカ)に興味をもったので、音の出し方を体験してもらう。

高い音低い音、叩く場所や手のかたちをかえると音が変わる。

二人がさらに合流して、スタート。


前回の5seasonsをもう一度やってみる。

ソロのパートがうまれた。突然のソロパートの登場に子供達は笑いをこらえきれず、くすくす笑い声の入る時間があった。


ほかに、狩りや発酵のイメージ、小動物や嵐の前の静けさのイメージもあった。


メンバーの提案でひとり1音ずつからはじまり、順番に入っていき、周を重ねる毎に音が増えていくルールにしてみようということになった。

音が増えると、どのくらい増減したのか判断がつきにくくなっていった。

最後の周はたくさん叩くパートに。

タイトルは、城崎のいちにちか、城崎温泉のいちにちかで意見が分かれる。

夕焼けのオレンジと、下校中を歩いている感じ


ーーーーー

19−21時 大人 5人+やぶ


おとなはこの日は、かたちの音楽をやることにしました。

大小さまざまの、まる、さんかく、しかく、平行四辺形、5角形を一人一枚手に持って、

床に順番においていき、”楽譜”を作っていきます。


できた楽譜をみて、演奏をスタートする場所をそれぞれ決めます。

まる、さんかく、しかくでそれぞれどういう音の変化をつけるかも、それぞれで決めます。



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2、○△⬜︎2 (席替えしました。)

3、○△⬜︎3 (歩き回りながら、または時々立ち止まりながら好きなところで演奏しました。)


いったん全部取り払い、まるだけ並べてみることにしました。


円柱形もまると捉え、その上に丸が乗る変形もありました。

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さいごの一手で、ふとんのような場所が完成。(大きいしかくは布でした)

線を追うことでリズムになったり、出来上がった形のイメージから、ゆるやかにつながりのある音楽に発展したりしました。



  • 執筆者の写真: やぶくみこ Kumiko YABU
    やぶくみこ Kumiko YABU
  • 2018年7月7日
  • 読了時間: 1分


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城崎国際アートセンターで、月1回定期開催する作曲・音楽サークル「もくもくアンサンブル」の活動がスタートしました。

5月の日誌です。


第1回目

19ー21時

もくもくアンサンブルの活動第1回目。

こども4人、おとな6人の計10人。

この日は自己紹介からスタートし、即興を中心に演奏しました。


出来上がった曲は6曲



はじめと終わりをきめて、あとは自由に演奏していきました。

輪になって、即興で演奏する時、特に音が増えてくると闇雲に音を出してしまうこともあるので、両隣の音と対岸の人の音をよく聞くようにするとうまくいきます。

録音して、音を聞きます。聞きながらタイトルを考え、イメージを出し合います。

ひとつのイメージに決まりきらないときは、サブタイトル的にタイトルを並走させるときもありますが、今回はなんとかまとまりました。

最後の5seasons という曲はギタリストの市尾優作さん考案の即興のための曲です。5回演奏するうち2回、自分の休む箇所を決めて即興演奏する曲です。組み合わせによって、奇跡的なソロやアンサンブルが聞ける構成です。


サウンド全体のリンクはこちら



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